企業内医務室に採用されるために持っていると有利な看護師関連資格

最近は、一般企業の中で医師・看護師を常駐待機させるところも増えてきました。それらは企業看護師と呼ばれ、大企業などたくさんの人が集まる場所での健康管理、衛生管理を担当することになります。一般企業に看護師として勤務する場合、通常の医療関連施設に勤める場合とはまた違った適性やスキルを求められる場合が多くなります。

 

一般企業の医務室に勤務する場合、看護師以外にもいくつか資格を取得しておいた方がよいでしょう。あると便利な資格としては、心理カウンセラー関連資格(臨床心理士、論理療法士、行動療法士、交流分析士、音楽療法士、臨床美術士、産業カウンセラー、キャリアカウンセラー、精神対話士、心理相談員など)、運動療法士、救急救命士などです。

 

また、常時50人以上の労働者を使用する事業場においては、そこで働く労働者数に応じ、一定数以上の衛生管理者免許を有する者をおかなければいけないと定められています。そこで、職種に応じて衛生管理者資格の第一種または第二種を取得しておくことで、医務室に勤務しながら衛生管理者として配属することができます。

 

企業の医務室勤務の場合、業種にもよりますが業務内容は急なケガや病気への対応の他、精神面でのカウンセリングも担当することがあります。一般企業の医務室では医療機関のように自分の他にも多くの看護資格所有者がいるわけではないので、一人ひとりの責任が大変重くなります。できるただ多くのスキルを身につけていた方が、採用面でも実務面でも便利です。

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