医務室における看護師の仕事内容 その1「応急処置・病院の手配」

場合によっては病院の手配も必要

いろいろな職場に存在している医務室ですが、医務室に勤務する看護師の場合には、時々重病人や大けがをした人が運ばれてくる可能性もあります。そんな時には医務室の応急処置だけでは不十分なので、病院へ搬送する必要が出てくることもあるでしょう。この時に医務室で応急処置をするのか、病院の手配をするのかは看護師の判断にゆだねられます。

 

企業によっても製造業など鉄を切断するような機械や、加工するような機械は、取り扱いを誤ると大怪我に繋がりますし、疲れている時には気分が悪くなってしまう場合もあるでしょう。デパートやテーマパークでは事故が発生することもありますし、夏場などは熱中症患者が運ばれてくることもあります。そんな時でも慌てず騒がず冷静な判断ができないと、医務室勤務の看護師は務まりません。

 

素人目でも病院へ行くべきなのかを判断できる場合もあるのですが、看護師のように医療の知識がないと判断できない場合もあるので、即座に判断できるだけの目を養っておく必要もあります。病院へ行く場合でも、自分で行くことができるのか、救急車を呼ぶべきなのかの判断も看護師が行います。

応急処置のレベルも高くなくてはいけない

医務室で働く看護師の仕事内容は、当然急病人やケガ人に対する対応なのですが、中には応急処置をしておけば問題ないという場合もあるでしょう。そんな時にも当然看護師が応急処置を行うようになるので、応急処置がしっかりと行えるだけの技術力も必要になってきます。

 

転んですりむいた、少し切って血が出てしまったというレベルであれば誰でも応急処置ができるので、医務室に来ないような人もいるのですが、急に気分が悪くなって頭がふらふらするという場合や、多少熱があるという場合には、医務室を利用することもあります。特に学校や企業の場合には、まず医務室へ行って診断してもらうのが一般的なので、そのまま安静にしているというだけではなく、患者を安心させてあげることも必要になります。

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